『UDタクシーをより快適にご利用いただける 施設のご案内』を発行しました。
2019年4月10日
(一社)東京ハイヤー・タクシー協会では、高齢化社会の進展とオリンピック・パラリンピックの開催等を見据え、2020年までにユニバーサルデザインタクシーの一万台導入に取り組んでおります。
2017年10月にユニバーサルデザインタクシーである「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」が発売され、東京都内において2019年1月末で約6,000台が導入され、特徴のある新型車を街中で多くの皆様が目にされたことと思います。
発売以降、環境性能や居住性の高さから多くの利用者の皆様から高い評価をいただいておりますが、その一方で車いすでの乗降に関し、厳しくも大変貴重なご意見、ご要望もいただきました。
この度、発行しました『UDタクシーをより快適にご利用いただける 施設のご案内』にてご紹介する専用スロープは、「車いすの乗り降りをもっとスムースに」とのご要望をもとに、メーカーであるトヨタ自動車㈱と東京ハイヤー・タクシー協会で改良に取り組んできたものです。
UD(ユニバーサルデザイン)タクシーとは
ユニバーサルデザインタクシーとは、健康な方はもちろん、車いす使用の方、ベビーカー使用のご家族、高齢者、妊娠中の方など『誰もが利用しやすいタクシー 』の総称です。
● 一般のタクシーと同様に街中で呼び止めてもご利用いただけます。また、ご予約も可能です。
● 運賃料金は一般のタクシーと変わりません。
JPN TAXI( ジャパンタクシー)とは
街中でも多く目に触れられておりますJPN TAXI( ジャパンタクシー)には以下の利点があります。
■ 車いすで乗車できる、ゆとりのある空間を確保しています。
■ 専用スロープで、車いすの乗降がよりスムースに行えます。
■ 色弱の方や、お子さまに配慮した乗降用の手すりが装備されています。
車いすの乗り降りをもっとスムースに。 スロープを改良して、常設ポイントに設置しました。
この専用スロープは東京都の支援を得て、都内の病院、スポーツ施設、ホテル等、賛同をいただいた各施設に設置しておりますので、ご利用の際は是非ご活用ください。
今後も東京のタクシーは、全ての利用者に対し「安全・安心・快適なタクシー」を目指して、様々な施策に取り組んでまいります。